式内社

延喜式神明帳に記された官社をし式内社と呼ぶが、現在に至って不明、不詳の神社も多い。ある式内社が数社推定される場合、それらの神社を論社という。また、後年式内社として推定から認定されたものも多い。また、古代敦賀郡(こおり)における式内社の数多きことと、配置に特徴が見られる。海岸沿いに古くから集落が成立して、古社(式内社)が多く、内陸においては北陸道および丹後道に沿って点在する。このことは、古代敦賀が海上・陸上交通の要地であったことから、当然であろう。

西浦地区	敦賀市内　北陸道	敦賀市内　丹後道	東浦地区
白城神社　(白木浦)	金前神社(現愛宕神社？)(金ｹ崎)	石田神社(現八幡神社？)(三島町)	阿蘇村利椋神社　(阿曾浦)
和志前神社(現剣神社？)　(手浦)	大椋神社(大蔵)	野坂神社(野坂)	五幡神社　(五幡浦)
常宮神社	横椋神社(余座)	剱神社(あぞの)	田結神社　(田結浦)
	志比前神社　(道口)	信露貴彦神社(沓見)
	高岡神社(砂流)	久豆彌神社(沓見)